beacon

長友が“独身最後の日”に先発、攻守に躍動!!インテル7連勝で4位浮上

このエントリーをはてなブックマークに追加

攻守に存在感を見せたDF長友佑都

[1.28 セリエA第22節 インテル3-0ペスカーラ]

 セリエAは28日、第22節を行った。日本代表DF長友佑都が所属するインテルはホームで最下位のペスカーラと対戦し、3-0で勝利した。インテルはリーグ7連勝、公式戦9連勝。ラツィオが敗れたため、勝ち点を42に伸ばしたインテルが4位に浮上した。インテルは2月5日の次節で首位ユベントスと対戦する。

 インテルは今節、SBのクリスティアン・アンサルディが累積警告で欠場。ステファノ・ピオリ監督は代役に長友かDFダビデ・サントンの起用を明言。そして当日、スタメンには長友が選択された。長友の出場は昨年12月21日のラツィオ戦以来でリーグ4試合ぶり。先発出場は同11日のジェノア戦以来となった。

 また長友は12月に帰国した際の会見で、女優でタレントの平愛梨との婚約を発表。長友は「1月29日に入籍をします」と明かしており、“独身最後の日”に17年初出場を果たすことになった。

 前半からインテルの好調ぶりが示された。先制点は前半23分、左サイドでショートコーナーを受けたMFマルセロ・ブロゾビッチのクロスをDFダニーロ・ダンブロージオが押し込み先制点を挙げる。このゴールはインテルの今季DFによる初ゴールになった。

 さらにインテルは前半43分、中央でFWマウロ・イカルディが左サイドに流すと、FWイバン・ペリシッチがダイレクトで折り返す。これをここまで再三チャンスを作っていたMFジョアン・マリオが押し込み、追加点を決めた。

 後半に入るとやや押し込まれたインテルだったが、無失点で耐えると、後半28分、ピッチ中央でボールを奪いカウンターを発動。ブロゾビッチのスルーパスで抜け出したイカルディの折り返しをMFエデルが合わせて蹴り込む。途中出場のエデルは出場2分でゴール。ピオリ監督の采配も的中した。

 ピオリ采配と言えば、長友の起用も当たった。前半から積極的なプレーを見せた長友。前半35分にはゴール前に顔を出すと、激しいチェックからジョアン・マリオのシュートチャンスを演出。長友は90分フル出場。好調なチームに乗せられるかのように、攻守に存在感を見せた。

●欧州組完全ガイド
●セリエA2016-17特集

TOP