セビージャのホルヘ・サンパオリ監督が、次期バルセロナ監督に就任するといううわさを否定した。

　バルセロナの指揮官であるルイス・エンリケが今季限りで監督を退任する意向を示したことで、サンパオリ監督が後任の有力候補という予測が相次いだ。

　サンパオリ監督は、チリ代表をコパ・アメリカ優勝に導いた経験を持っている。セビージャの監督として初年度となった今シーズンは、リーガ・エスパニョーラ第26節を終えた時点で3位をキープして優勝争いに加わっている。高い手腕が評価され、バルサの新監督候補に浮上していた。

　しかし、本人は「バルセロナでの仕事?　その質問に対しての答えは何もない。そんな話は存在しないんだ。うわさの根拠が全く分からないし、シーズンの今の時期に後任について話すのは無意味なことだ」と2日のビルバオ戦後に語った。

　それどころかサンパオリは、2017-18年シーズンまでとなっているセビージャとの契約延長の可能性について言及した。

「将来のプロジェクトについて、クラブ幹部との話し合いは行われていない。それでも確実なのは、話し合おうという意志はあるということだ」

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