beacon

“フラットスリー”の盟友再会…J初采配対決は森岡監督に軍配、宮本監督は初陣飾れず

このエントリーをはてなブックマークに追加

かつて日本代表でポジションを争った森岡隆三監督と宮本恒靖監督

[3.12 J3第1節 G大23 0-2 鳥取 吹田S]

 J3第1節が11日、12日に行われ、ガンバ大阪U-23は市立吹田サッカースタジアムでガイナーレ鳥取と対戦した。ともにJリーグ初采配となった宮本恒靖監督と森岡隆三監督の“フラットスリー”対決は、アウェーの鳥取が2-0で制し、白星スタートを飾った。

 鳥取は後半18分、高校までG大阪の下部組織で育ったMF原口拓人がFW加藤潤也の左からの折り返しを右足で蹴り込み、先制に成功。同22分には再び加藤のパスからFW河合秀人がダイレクトで突き刺し、2-0と勝負を決定づけた。

 両指揮官はトルシエジャパン時代に“フラットスリー”のセンターを争ったライバルだった。2002年日韓W杯のグループリーグ第1戦・ベルギー戦(2-2)では、キャプテンの森岡監督が3バックの中央で先発したが、後半途中に負傷し、フェイスガードを着用した宮本監督が緊急出場。そのまま腕章を巻き、グループリーグ2勝1分で日本初のベスト16進出に貢献した。

 互いに今季からJクラブを初めて率い、開幕戦でいきなり対戦することになった両者。勝利した森岡監督は「前半は相手にボールを持たれることも多かったし、慣れないピッチでちょっとしたミスが多かったのですが、その分粘り強く最後のところで戦えていたので、後半勝負というところで見事に選手たちが結果を出してくれました」とチームを称えた。

 一方、敗れた宮本監督は「前半と後半でいい時間帯もあったのでプラスにとらえて、やられてしまったところをしっかりとプレーできるようにしていきたいです」と課題を挙げた。G大阪U-23は次節もホームゲームとなり、相模原と対戦する。宮本監督は「今日たくさんのサポーターに来ていただいたので、次は勝利できるようにしたいと思います」と意気込んだ。


★日程や順位表、得点ランキングをチェック!!
●2017シーズンJリーグ特集ページ
●[J3]第1節2日目 スコア速報

TOP