beacon
TOP > NEWS > 記事詳細

ファルカオ不在のモナコが2季ぶり8強!!シティは低調な前半響く…

このエントリーをはてなブックマークに追加

モナコが2シーズンぶりのベスト8進出を決めた

[3.15 欧州CL決勝トーナメント1回戦第2戦 モナコ3-1マンチェスター・C]

 UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)は15日、決勝トーナメント1回戦第2戦を行い、モナコ(フランス)はホームでマンチェスター・シティ(イングランド)と対戦し、3-1で勝利した。モナコは2試合合計6-6とし、アウェーゴール差で見事に逆転。2シーズンぶりのベスト8進出を果たした。

 モナコは第1戦で2ゴールを奪ったFWラダメル・ファルカオが打撲でメンバー外となり、スタンドから観戦。対するシティは前回対戦から先発2人を変更し、センターバックにDFアレクサンダル・コラロフ、左サイドバックにDFガエル・クリシーが入った。

 第1戦は激しい打ち合いの末、ホームのシティが5-3で勝利。モナコの本拠地に場所を変えた第2戦も、それに劣らないスリリングな展開となった。

 モナコは大黒柱のファルカオを欠いたものの、代わりに出場したFWバレール・ジェルマンと、第1戦で1ゴールを決めるなど鮮烈な活躍を見せた18歳のFWキリアン・ムバッペが組む2トップの機動力を生かし、開始からシティに圧力をかけていく。

 前半7分には敵陣でのボール奪取から、ムバッペがドリブルでPA内中央に抜け出す。第1戦に続くゴールかと思われたが、右足のシュートはGKウィリー・カバジェロの好セーブに遭った。

 それでもモナコは直後の前半8分に先制する。左サイドバックのDFベンジャミン・メンディがFWセルヒオ・アグエロとMFリロイ・サネの緩い守備を見逃さずに2人の間を割って入り、PA内左に進入。折り返しはDFジョン・ストーンズに体を投げ出してブロックされたが、こぼれ球に反応したMFベルナルド・シルバがすかさず中央へパス。最後はゴール正面のムバッペが右足で押し込み、まずは先にスコアを動かした。

 さらに前半10分、ムバッペがPA内右にフリーで抜け出し、右足のグラウンダーのシュートでネットを揺らすも、その前にオフサイドの判定。同29分には、MFトマ・レマルが左サイドでタメを作り、追い越してきたメンディがゴールライン際から左足で低く速いクロスを送る。PA内中央でノーマークとなっていたMFファビーニョが右足でゴール右に流し込み、追加点を挙げるとともに、2試合合計5-5とした。

 シティは右サイドを簡単に崩され、立て続けに2ゴールを献上。前半はボールの奪われ方が悪く、自陣でのパスを相手に引っ掛けられてはピンチを招いた。45分間でシュート数はゼロに終わり、ゴール前にボールを運ぶシーンも数えるほど。守備陣が踏ん張り、なんとか2失点でしのいだという前半だった。

 劣勢を強いられるシティは、後半開始の選手交代はなし。だが、前半よりも個々の運動量を増やすことでパスコースを多く作り出すと、本来の姿を取り戻し、モナコを押し込み始める。

 後半6分、左サイドで2人のDFにタッチライン際へと追い込まれたクリシーが左足で絶妙なパス。内側からフリーで走り込んだMFダビド・シルバがPA内左で受けようとするが、飛び出したGKダニエル・スバシッチにキャッチされた。

 後半12分には敵陣右寄りのMFケビン・デ・ブルイネが右足でスルーパス。右から回り込んだMFラヒーム・スターリングがフリーでPA内右に進出し、ゴールエリア右でGKスバシッチと相手DFの動きを見ながらアグエロへのパスを選択するが、DFにカットされた。

 後半は完全にペースを握ったシティ。後半17分にサネがドリブルでPA内左に切れ込み、左足でマイナスに折り返すも、ボールが少し浮いてしまい、中央のアグエロが右足で合わせたシュートはクロスバーを越えた。

 後半20分にはMFフェルナンジーニョが浮き球のスルーパスを出すと、タイミングよく相手の裏を取ったシルバがPA内中央に持ち運び、右から走り込んだアグエロにラストパス。アグエロはワントラップから右足で狙うも、GKスバシッチが伸ばした左足に阻まれた。
 
 さらに後半22分、シルバのパスからPA内左に抜け出したサネの左足シュートはゴール左外のサイドネットを直撃。同24分にはアグエロがドリブルでDFを振り切り、PA内右でフィニッシュに持ち込もうとするが、素早く距離を詰めたGKスバシッチにクリアされた。

 シティの攻勢が実ったのは後半26分。敵陣中央からデ・ブルイネが送ったロングパスを右サイドのスターリングが受け、PA内右へカットインして左足でシュートを放つ。この試合で当たっているGKスバシッチにセーブされるも、ファーに流れたボールをサネが左足で豪快に蹴り込み、2試合合計6-5と一歩前に出た。

 それでも、ただでは終わらないのがこの対戦カード。モナコは後半32分に右サイドの高い位置でFKを獲得する。シティの守備陣がPA手前にラインを設定する中、キッカーのレマルがその背後のスペースを狙って左足で内側に巻いたクロスを供給。フリーで飛び込んだMFティエムエ・バカヨコがドンピシャのヘディングシュートをゴール右隅に叩き込み、2試合合計6-6とした。

 このまま行くとアウェーゴール差で敗退となるシティ。相手が守備を意識し始めたことで、終盤は押し込み続けるも、勝利に必要なあと1点が奪えず。前半の低調な戦いが響き、昨季に続くクラブ史上2度目の8強入りは叶わなかった。


●欧州CL16-17特集
●プレミアリーグ2016-17特集


TOP