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森重が心待ちにする「背中を追いかけてきた選手」との2年ぶり“共演”

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DF森重真人は今野の代表復帰を歓迎する

 頼もしい“背中”が帰ってきた。日本代表DF森重真人(FC東京)はMF今野泰幸(G大阪)の代表復帰について「一緒にできるのが楽しみな気持ちが自分の中にはある。個人的な感情だけど、素直にうれしい」と歓迎した。

 大分からFC東京に加入した10年から2シーズン、チームメイトだった今野。J2降格の悔しさもJ1昇格の喜びも一緒に分かち合った。「背中を追いかけてきた選手なので。同じチームでできるのはうれしいし、同じチームで戦えるのも心強い。G大阪戦でも今野さんの良さを再確認できたし、それは一緒にプレーしていても感じる」と、2年ぶりの“共演”を楽しみにしている。

 MF長谷部誠の離脱に伴い、ボランチの組み合わせは変更を余儀なくされる。MF山口蛍を軸に、その相棒として今野が入ることも予想される。「試合の中でできるだけ早くすり合わせないといけない。入った選手ができるプレーをすればいいし、無理にやろうとするとうまくいかない。シンプルにやるところはシンプルにやればいい」。人が代わっても、チームとしてやるべきことは変わらない。「目的は勝つこと。それを忘れなければ問題ない」と強調した。

 15年1月のアジア杯準々決勝、昨年9月のW杯アジア最終予選と2連敗しているUAEとのリベンジマッチ。「試合の入りは相手も勢いがあると想定できる」。ホームとはまた違った展開になることは覚悟の上。「後ろは我慢して、チーム全体が我慢強く試合をコントロールしながら戦えれば。90分間、慌てずにやりたい」と意気込んだ。

(取材・文 西山紘平)

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