レアル・マドリーが今夏の移籍市場での獲得を検討しているMFエデン・アザールだが、所属クラブのチェルシーに売却交渉に応じるよう約束していたという。27日付のスペイン『マルカ』が1面で報じている。

　1年前にもレアル・マドリー移籍の可能性が騒がれながらも、結局はチェルシーにとどまったアザール。だが『マルカ』によれば、アザールはその当時に1年後には売却交渉に応じるようチェルシーと約束を交わしていた模様。チェルシーは不振に陥っていた1年前、アザール退団を容認すれば、クラブの心象がさらに悪くなると考えていたとのことだ。

　しかしながらチェルシーに、アザールを手放す考えは今現在もないようだ。チェルシーはアザールに対して、クラブが抱える野心的なプロジェクトを提示し、その中心的役割を担ってもらうことを約束して残留を促す方針とされる。

　だが『マルカ』は、チェルシーに5年間在籍したアザールが「環境を変える時が訪れた」と考えていることを強調。レアル・マドリー移籍に傾いていることを示唆している。

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