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日本のW杯“王手”はお預け…豪州がホームでUAE撃破! 5戦ぶり白星

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オーストラリアが5試合ぶりの白星を飾った

[3.28 W杯アジア最終予選 豪州 2-0 UAE シドニー]

 W杯アジア最終予選は28日、第7節を行った。シドニー・フットボール・スタジアムでは、B組3位のオーストラリア代表と4位のUAE代表が対戦し、2-0でオーストラリアが勝利した。

 試合は立ち上がりからオーストラリアが主導権を握ると、開始早々にスコアが動いた。前半6分、左CKからMFジャクソン・アーバインがヘディングシュート。これがニアポストあたりで守っていたDFアブドゥルアジズ・サンクールに当たってゴールに吸い込まれ、オーストラリアが先制した。

 反撃に出るUAEは前半17分、右サイドで直接を獲得すると、MFオマル・アブドゥルラフマンの強烈なシュートが枠を捉えたが、GKマット・ライアンのファインセーブに阻まれた。その後もなかなかチャンスを生かせないでいると、マハディ・アリ・ハッサン監督は、同38分にMFハルファン・ムバラクを下げてMFモハメド・アブドゥルラフマンを投入した。

 後半は均衡した状況が続く。お互いに決定的なシュートがないまま時間だけが進む。オーストラリアは後半25分に“日本キラー”のFWティム・ケーヒルをピッチに送り込む。すると、直後に右サイドを抜け出したFWマシュー・レッキーがライン際からマイナスに折り返したボールをMFジェームス・トロイジが右足シュート。しかし、このボールは枠上に大きく外れてしまい、チャンスを逃した。

 後半30分、オーストラリアは左サイドからDFブラッド・スミスがふわっとしたクロスを送ると、アーバインがヘディングシュートも決めきれない。それでも直後の同33分、左CKからニアに飛び込んだレッキーが頭で押し込み、2-0。オーストラリアがホームで4試合の引き分けをストップさせ、5試合ぶりの勝利を飾った。

 なお、今節オーストラリアが引き分け以下に終わり、日本代表がタイ代表に勝利すれば、W杯出場に王手の可能性もあったが次節以降に持ち越しとなった。


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