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ドンナルンマ痛恨ミス…本田ベンチのミラン、最下位相手にドロー

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ミランは前半41分にMFマリオ・パシャリッチのゴールで同点に追いついたが…

[4.2 セリエA第30節 ペスカーラ1-1ミラン]

 セリエAは2日、第30節を行った。日本代表FW本田圭佑の所属するミランは敵地でペスカーラと対戦し、1-1で引き分けた。ベンチスタートの本田に出番はなかった。

 最初の得点は思わぬ形で生まれた。前半12分、ミランは自陣右で粘ったDFガブリエル・パレッタがバックパスでGKジャンルイジ・ドンナルンマに戻す。しかし何でもないパスに見えたが、ドンナルンマがトラップミス。ボールは無情にもそのままゴールイン。記録はパレッタのオウンゴールになった。

 しかしミランは18歳守護神のミスを前半のうちに取り返す。41分、FWジェラール・デウロフェウがカウンターからのドリブルで強引にエリア内に持ち込んでシュート。GKに防がれてクリアされかけるが、FWカルロス・バッカが粘ってクリアを阻止。ゴール前にボールがこぼれると、MFマリオ・パシャリッチが反転ボレーで蹴り込み、同点に追いついた。

 後半に入るとミランが猛攻を仕掛ける場面が目立つが、なかなかゴールは生まれない。後半41分にはFKの流れからDFダビデ・カラブリアの右クロスを合わせたDFアレッシオ・ロマニョーリのヘディングシュートは左ポストを直撃。ミランは最下位相手に痛い引き分けに終わった。

 ベンチスタートの本田に出番は回ってこなかった。リーグ中断期間に日本代表に招集されてW杯予選に出場したが、ミランでは1月25日のコッパ・イタリアのユベントス戦以来出場なし。リーグ戦の出場も昨年12月12日のローマ戦以来なく、出番なしは14戦に伸びた。


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