[4.2 リーガ・エスパニョーラ第29節 グラナダ1-4バルセロナ]

　リーガ・エスパニョーラ第29節2日目が2日に開催され、バルセロナがグラナダのホームに乗り込んだ。前半44分にFWルイス・スアレスの得点でバルセロナが先制するも、後半5分にグラナダが同点に追い付く。だが同19分にFWパコ・アルカセル、同38分にMFイバン・ラキティッチ、同アディショナルタイムにFWネイマールがゴールを陥れたバルセロナが4-1の勝利を収めた。

　FWリオネル・メッシを出場停止で欠くバルセロナは前半24分に好機を創出。だが、左サイドを突破したネイマールのパスを受けたL・スアレスが放った狙いすましたシュートはクロスバーを叩き、こぼれ球に反応したネイマールがネットを揺らすもオフサイドの判定に取り消されてしまう。さらに前半27分にはネイマールのパスを受けたL・スアレスがラキティッチとのパス交換から強烈な右足シュートを枠内に飛ばすがGKギジェルモ・オチョアに阻まれ、こぼれ球をP・アルカセルがつないで再びL・スアレスが狙うがこれもオチョアにストップされてしまった。

　しかし前半終了間際の44分、自陣からDFジョルディ・アルバが送った鋭いロングパスで抜け出したL・スアレスが、中途半端に飛び出したオチョアをあざ笑うかのような美しいループシュートを沈めて、バルセロナが先制に成功した。

　1-0とバルセロナがリードしたまま後半を迎えると、同5分にDFマテュー・ソニエの鮮やかなスルーパスからPA内に進入したMFジェレミー・ボガが右足シュートでゴールを陥れ、グラナダが試合を振り出しに戻した。しかし同19分、中盤で体を張ってボールキープしたL・スアレスが送った浮き球のパスから最終ライン裏に抜け出したP・アルカセルがネットを揺らし、バルセロナが再びリードに成功する。

　1点を追い掛けるグラナダだったが後半37分にDFウチェ・アグボが2度目の警告を受けて退場して数的不利に陥ってしまう。すると同38分、ゴール前でこぼれ球に反応したラキティッチが放ったシュートが、相手選手に当たってコースが変わってネットを揺らし、バルセロナが3点目を奪取。さらに同アディショナルタイムにP・アルカセルのクロスからネイマールがダメ押しゴールを奪い、バルセロナが4-1の勝利を収めた。

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●リーガ・エスパニョーラ2016-17特集