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試合後はユニ交換も…新旧10番対決制した齋藤学、俊輔削って「すぐに謝った」

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MF齋藤学が後方からMF中村俊輔にファウルする

[4.8 J1第6節 横浜FM2-1磐田 日産ス]

 試合後のピッチでトリコロールの“新旧10番”が言葉をかわしていた。今季より横浜F・マリノスからジュビロ磐田に完全移籍したMF中村俊輔と、その俊輔から10番とキャプテンを継承したMF齋藤学。試合中は同サイドでマッチアップし、齋藤が後方から中村にファウルするシーンもあった。

「ちょっと削ってしまったので、すぐに謝りました」。そう苦笑いで振り返る齋藤は試合後、俊輔にユニフォーム交換を申し出た。「寒いし、中でいいでしょ」と返答した俊輔。ロッカールームでトリコロールの10番とサックスブルーの10番を交換し、齋藤は「僕はずっと(俊輔の)背中を見て育ってきた。そういう選手と試合をしたのはうれしかった」と、童心に返ったかのような笑顔を見せた。

「あいつはそういうキラキラしたものを持っているから」と笑った俊輔だが、自分の目の前で2アシストを記録した“後輩”の姿に「一番はメンタル面。人として成長するとプレーも落ち着く。去年の途中ぐらいから良くなった」と、手放しで称えた。だれもが注目した俊輔の凱旋試合。「俊さんが何か僕らの変化を感じてくれればうれしい」と齋藤は言う。自分の成長を、チームの成長を見せたい。「(試合前は)ずっとマリノス対ジュビロと言ってきたけど、(俊輔の存在を)気にしないわけがないから。前半が終わって、めちゃくちゃ頭が痛かった」と、本音を語った。

 この日を含めて計5アシストを記録するなど、新10番として、新主将として新生マリノスを牽引している。1日のC大阪戦(0-2)後は「みんなで意識の共有をしたかった」と、選手ミーティングを発案。「そのあといい雰囲気で練習ができて、そのままの雰囲気で試合ができた」。チーム内の変化を感じ取った齋藤は「一人ひとりが走り切って、球際で戦って、最後まで戦う姿勢を見失わなかったことがうれしい。セレッソ戦と今日の試合ではみんなが本当に違った。それが今日の勝因」と胸を張った。

(取材・文 西山紘平)

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