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あらためて爆破事件の恐怖を語る香川「僕たちは標的になった」

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CLモナコ戦に続いてフル出場したMF香川真司

[4.15 ブンデスリーガ第29節 ドルトムント3-1フランクフルト]

 ブンデスリーガは15日、第29節1日目を行い、MF香川真司の所属するドルトムントはホームでフランクフルトと対戦し、3-1で勝った。チームバスが爆破事件に遭い、試合が翌日に順延となったCL準々決勝第1戦・モナコ戦(2-3)から中2日で迎えた一戦。トップ下で公式戦2試合連続のフル出場を果たした香川は「見えない疲れはあった」と、率直に振り返った。

「気持ちの整理はなかなか付きづらいことではある。時間は必要なのかなと思う」。ホテルからスタジアムに向かうチームバス近くで3度の爆発があり、DFマルク・バルトラが負傷を負った爆破事件。チームはもちろん、サッカー界全体に激震が走った。恐怖と不安に包まれた選手たちは、それでも事件翌日にCLモナコ戦を戦い、さらに中2日の連戦でこの日のフランクフルト戦に臨んだ。

 試合を終えた香川は、いまだ恐怖心を拭い去れない現在の心境を正直に語った。

「ここ1日、2日はちょっと落ち着いた感じはありましたけど、まだまだ恐怖心というか……。ましてや僕たちは標的になったわけですから。(ドルトムントという)街ではなく、クラブチームとして完全に僕たちが狙われたというのは恐ろしいことですし、チームとしてそういう恐怖心はあります」

 平常な精神状態とは程遠い中で毎日の練習をこなし、次から次へとやってくる試合をこなすドルトムントの選手たち。中3日の19日にはCL準々決勝第2戦でモナコのホームに乗り込むことになる。「リーグ戦は(モチベーションの)置き所がないというのもあるけど、選手にはチャンピオンズ(リーグがある)という意識がある。そういうきつさもあったので、勝ち切れて良かった」。爆破事件の“余波”は続いている。それでも今は目の前の試合で勝利をおさめることに集中していくだけだ。

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