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お株を奪ったバルセロナ、L・エンリケ「レアル・マドリーのスタイルで勝利した」

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クラシコで勝利を収めたバルセロナ

 バルセロナを率いるルイス・エンリケ監督は、エル・クラシコでの会心の勝利に喜びを露わにした。クラブの公式チャンネル『バルサTV』がコメントを伝えた。

 バルセロナは23日、リーガ・エスパニョーラ第33節でレアル・マドリーと対戦。試合は点の取り合いとなりながら、終了間際にFWリオネル・メッシのゴールで、アウェーのバルセロナが3-2で勝利した。L・エンリケは「我々が立っている時期を説明するような試合となった。我々は戦い抜くことが必要だったんだ。両チームともに多くのチャンスを迎え、プレーリズムは凄まじく速かった。すべてのクレ、カタルーニャ人にとって素晴らしいサン・ジョルディの日(カタルーニャ地方における、キリスト教の聖人・聖ゲオルギオスの聖名祝日)となったね」と、特別な日での特別な勝利を喜んだ。

 また、相手チームへの敬意も忘れず、「マドリーのポテンシャルに疑いを持つ人間などいないし、タイトルを獲得し続ける世界最高のチームの一つだ」とし、この日も強大なライバルとして立ちはだかったことを認める。

「今日も強大だったし、我々が勝てたのはチームを支え続けてくれたファンに報いたかったからだと思う。彼らは85分からチームを後押ししてくれた」

 さらに、終了間際に決勝弾を挙げたのは、ホームで試合を行うマドリーのお株を奪う戦いぶりであった。エンリケは「92分の得点は彼らのスタイルと言えるだろうが、我々はそういった勝ち方も好んでいる」と話した。

 また、決勝弾を挙げたメッシにも当然言及。いつものように最高級の賛辞を贈り、2ゴールを挙げ、500ゴールを達成したエースを称えた。

「メッシは家でディナーしていても、決定的な存在だ。彼はいかなる時代でもトップに立つ、史上最高の選手だ。(バルサ通算)500得点を決めたし、クレとして彼と心を通わせられるのは喜びだ。バルサは長年にわたって信じられないクラブであり続けているが、その日々における重要な部分を、メッシが背負ってきたんだよ」


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