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ジェノア、次戦は“カズ・デー”…クラブも日本人サポーターの訪問を歓迎

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ジェノア時代のFW三浦知良

 横浜FCに所属するFW三浦知良の足跡をたどる企画で、30日のセリエA第34節ジェノアキエーボ戦には、日本から多くのファンが駆けつける。ジェノアが27日、公式ウェブサイトで発表している。

 レジェンド、カズは50歳を迎えてなお現役生活を続け、3月にはJリーグで最年長ゴール記録を更新するなど偉業を成し遂げてきた。その快挙はかつてカズがプレーしたイタリアでも「限界を知らないミウラ」、「不死のミウラ」などと称えられた。

 カズは日本人として初めてセリエAに加入したパイオニア的存在だ。1994年にジェノアに加入し、サンプドリアとのジェノバダービーでは得点をマーク。これは日本人選手が初めてセリエAで挙げた得点となった。

 ジェノアもカズについて、「沈むことのないカズは故郷の地で現役を続行し、ゴールを挙げ続けている。フットボール侍はあらゆる記録を更新し、引退など考えていない」と紹介している。

 キエーボ戦には、ジェノヴァ在住の日本人の企画で、カズの足跡をたどろうと日本からファンの一団が訪れる。かつてカズがプレーしたマラッシでスタジアムの雰囲気を肌で感じることだろう。ジェノバにはヨーロッパの交換留学生なども多い。このためマラッシやジェノア・ミュージアムやストアでは「外国人ファンの存在は珍しいことではない」として、イタリアの古豪は日本からの来客を歓迎している。

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