[MOM2113]履正社MF弓場大輝(3年)_「相当凄い」テクニシャン、流れ変えるドリブル突破
[高校サッカー・マン・オブ・ザ・マッチ]
[5.14 総体大阪府予選6回戦 履正社高 3-2 興國高 J-GREEN堺]
チームメートの日本高校選抜FW町野修斗(3年)も「テクニックは相当凄い」と認めるテクニシャンだ。履正社高は後半、トップ下から左サイドへとポジションチェンジしたMF弓場大輝(3年)が得意のドリブルで流れを変え、逆転勝利の立て役者となった。
とにかくドリブルのテンポが良く、DFの動きが良く見えている。ボールを離すタイミングも絶妙だった。ゴールライン際の狭いスペースへ追い込まれても、ボールを失わない。そして軽やかにDFに外してラストパス、シュートへ持ち込んでいた。
「1対1のドリブルには自信があるのでそこで抜き去っていこうと。相手のタイミングを外して相手が思っていないようなドリブルをしていました。(後半は)自分、ノッて来ていました」。“DFの想像を上回る”仕掛け。左サイドで主導権を握っていたMFは0-2の後半17分に縦へのドリブルでPKを獲得し、その後もドリブル突破によって決定機やセットプレーをもたらしていた。
小学生時代から小柄だったため、とにかくドリブル、テクニック、DFのタイミングを外すことを磨いてきたという。強豪・履正社でも下級生時から出場機会を掴んでいたが、守備面が課題に。それでも、平野直樹監督は「DFやらなければサッカー選手じゃないよと。昔はトップ下しかできなかった。それが守備も頑張るようになってきた」と目を細める。守備面が向上したことで、トップ下に加えてサイドハーフでも適応できるようになり、自身のプレー幅を広げた。
昨年、8強入りした全国高校総体は怪我のための欠場。悔しい思いをした。だからこそ、今年は主力として全国8強以上、日本一を目指す。「ネイマールのドリブルもできて、イニエスタのように周りも活かせるように」と語るテクニシャンがその技巧だけでなく、向上させてきた守備面も発揮してチームにまた白星をもたらす。
(取材・文 吉田太郎)
●【特設】高校総体2017
[5.14 総体大阪府予選6回戦 履正社高 3-2 興國高 J-GREEN堺]
チームメートの日本高校選抜FW町野修斗(3年)も「テクニックは相当凄い」と認めるテクニシャンだ。履正社高は後半、トップ下から左サイドへとポジションチェンジしたMF弓場大輝(3年)が得意のドリブルで流れを変え、逆転勝利の立て役者となった。
とにかくドリブルのテンポが良く、DFの動きが良く見えている。ボールを離すタイミングも絶妙だった。ゴールライン際の狭いスペースへ追い込まれても、ボールを失わない。そして軽やかにDFに外してラストパス、シュートへ持ち込んでいた。
「1対1のドリブルには自信があるのでそこで抜き去っていこうと。相手のタイミングを外して相手が思っていないようなドリブルをしていました。(後半は)自分、ノッて来ていました」。“DFの想像を上回る”仕掛け。左サイドで主導権を握っていたMFは0-2の後半17分に縦へのドリブルでPKを獲得し、その後もドリブル突破によって決定機やセットプレーをもたらしていた。
小学生時代から小柄だったため、とにかくドリブル、テクニック、DFのタイミングを外すことを磨いてきたという。強豪・履正社でも下級生時から出場機会を掴んでいたが、守備面が課題に。それでも、平野直樹監督は「DFやらなければサッカー選手じゃないよと。昔はトップ下しかできなかった。それが守備も頑張るようになってきた」と目を細める。守備面が向上したことで、トップ下に加えてサイドハーフでも適応できるようになり、自身のプレー幅を広げた。
昨年、8強入りした全国高校総体は怪我のための欠場。悔しい思いをした。だからこそ、今年は主力として全国8強以上、日本一を目指す。「ネイマールのドリブルもできて、イニエスタのように周りも活かせるように」と語るテクニシャンがその技巧だけでなく、向上させてきた守備面も発揮してチームにまた白星をもたらす。
(取材・文 吉田太郎)
●【特設】高校総体2017