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「とてもつらいシーズンだった」プレミア優勝ゴールのバチュアイが今季の苦悩を吐露

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チェルシーの優勝を決定づけるゴールを決めたFWミシー・バチュアイ

 チェルシーのプレミアリーグ優勝を決める決勝弾を挙げたベルギー代表FWミシー・バチュアイが今季の苦悩を明かした。『ESPN』が伝えている。

 バチュアイは12日に行われたプレミアリーグ第37節WBA戦で後半31分から途中出場。0-0の同37分にDFセサル・アスピリクエタの折り返しに合わせ、優勝を決めるゴールを奪った。大一番で主役となったバチュアイだが、今季は途中出場が多く「フラストレーションばかりだった」と語っている。

 昨夏にマルセイユから加入したバチュアイは、他の選手たちと自らを比較し「ここはビッグクラブだ。良い選手ばかり揃っているからね」と現状を受け止めつつ、「僕は他の選手より少し若い。僕にできることは、ただがむしゃらにやり続けることだけさ」と前向きに捉えているようだ。

「とてもつらいシーズン」だった一方で、「だけど、学びも多くあった」というチェルシーでの1年目。バチュアイは「ひとりの人間として、精神面だけでなく肉体面、それに戦術的にもレベルアップした」と語った。

 常にハードワークを求めるアントニオ・コンテ監督の薫陶を受け、優勝が懸かる大一番で見事に結果を残したバチュアイ。「ワーク、ワーク、ワーク。これが毎日続くんだ」と嘆きつつも、チェルシーと自身の未来に向かって研鑽を積んでいく。


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