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モナコの18歳FW「バロンドールはブッフォンに勝ち取ってほしい」

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キリアン・ムバッペを抱きしめるジャンルイジ・ブッフォン

 今シーズン、モナコで大ブレイクを果たしたフランス代表FWキリアン・ムバッペが、自身の憧れの存在や、バロンドールは誰にふさわしいかについて言及した。『EUROSPORT』が報じている。

 ムバッペは“バロンドールは誰にふさわしいか”を問われると「今シーズン、もし僕らを倒したユべントスがビッグイヤーを獲得したら、(ジャンルイジ)ブッフォンが受け取るべきだと思う。もし、レアル・マドリーが欧州王者になったらクリスティアーノ・ロナウドが妥当だと思う。だけど、今回はブッフォンにぜひ勝ち取ってほしい」と語り、チャンピオンズリーグ準決勝でモナコを下したユべントスとブッフォンに期待を寄せている様子だ。

 その一方で、「僕はまだバロンドールを目標にできるレベルではない。今はチームがタイトルを獲得できるよう少しでも貢献できればいいと思っている。個人のタイトルよりもチームでの役割を果たすことが重要さ」と謙遜しながら語っている。

 自身が“アンリの後継者”と期待を集めていることについては「その比較はよく耳にするよ。(ティエリ)アンリは素晴らしいキャリアを送ったクラック(名手)であって、まだ何も成し遂げていない18歳の若造を比較対象にするのはナンセンスだよ。実はサッカー界で僕が憧れたアイドルは(ジネディーヌ)ジダンだった。尊敬する選手は複数いるけど、僕にとって最初に憧れた選手はジダンなのさ」と語り、実はジダンに強い憧れがあったことを明かした。

 1998年生まれ、現在18歳のムバッペは今シーズン、リーグ・アンで28試合15ゴールの成績を残した。チャンピオンズリーグでは決勝トーナメントからの6試合、マンチェスター・シティドルトムント、ユべントスの3チームから合計6ゴールを決めており、ヨーロッパの舞台でもブレイク。一躍ビッグクラブから注目を集める存在となった。


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