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補強を考え始めるレアル、ジダンはモラタとK・ナバスの残留を要望

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ビッグマッチではFWカリム・ベンゼマに先発を譲ることが多かったFWアルバロ・モラタ(左)

 レアル・マドリーを率いるジネディーヌ・ジダン監督は、来季に向けて複数選手の残留を要望しているようだ。スペイン『マルカ』が伝えた。

 現在、レアルで移籍の可能性が盛んに取りざたされているのはGKケイラー・ナバス、FWアルバロ・モラタである。だがジダン監督は両者の残留を強く望んでいるという。

「私のGKはケイロールだ」。これがジダン監督のフロレンティーノ・ペレス会長へのメッセージである。マンチェスター・ユナイテッドGKダビド・デ・ヘア獲得の噂が流れるレアルだが、ジダン監督はリーガ・エスパニョーラ優勝を決めた直後、ペレス会長にGK補強の必要性を感じないと伝えている。

 2020年まで契約を残しているK・ナバスを、ジダン監督は放出するつもりがない。フランス人指揮官はすでにK・ナバスに慰留に努める考えを明かしている。ペレス会長はUEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)制覇後に「ケイロールは契約を残している。当然、レアルに残留する」と公言。主将を務めるDFセルヒオ・ラモスもK・ナバスの残留を求めており、レアルはデ・ヘア獲得に準備していた移籍金7500万ユーロを“貯金”に回すことになりそうだ。

 一方、モラタの場合はK・ナバスとは少々異なる。すでに選手のもとにオファーが届いており、選手自身出場機会増加を希望して移籍を検討しているためだ。

 モラタは今季、公式戦40試合に出場して20得点を記録した。だがビッグマッチではFWカリム・ベンゼマに先発の座を譲り、最後までレギュラーをつかめなかった。ユベントスでは2015-16シーズン、47試合に出場して12得点を記録。今季より得点数は少なかったものの、出場時間は500分多かった。

 ジダン監督はモラタが退団するのであれば、代役として同レベルのストライカー獲得をクラブに要請するとみられている。


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