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ベネベントが88年間で初のセリエA昇格決定…来季はナポリとの同州ダービーに注目

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セリエA初昇格を決めたベネベント

 セリエBのベネベントが8日、クラブ史上初となるセリエA昇格を決めた。

 5月22日からスタートしたセリエBプレーオフでは順位表で3位から8位のクラブ(フロジノーネ、ペルージャ、ベネベント、チッタデッラ、カルピ、スペツィア)がセリエA昇格となる1枠を懸けて争った。決勝には5位のベネベントと7位のカルピが駒を進め、4日に行われたプレーオフ決勝ファーストレグは0-0の引き分けに終わっていた。8日に行われたセカンドレグ、ベネベント対カルピ戦では、ホームのベネベントが1-0で制し、来シーズンのセリエA昇格を決めた。

 ベネベントは1929年に創立したクラブで、チームカラーは黄と赤だ。セリエA昇格は創立以後88年間の歴史において初めての快挙となる。2015-16シーズンまではレーガ・プロ(イタリア3部)で戦っていたクラブだが昨年のセリエB昇格からわずか1年でセリエA昇格を手にした。

 ベネベントはイタリア南部のカンパーニア州ベネベントに拠点を置く。同州の強豪ナポリとのカンパーニア・ダービーは注目されるところだ。

 なお来シーズンはベネベントに加え、順位表で1位のスパル、2位のベローナがセリエAに昇格する。セリエAからは18位のエンポリ、19位のパレルモ、20位のペスカーラがセリエBに降格する。

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