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大卒ルーキーFW丹羽が3度目の決勝点!愛媛が岐阜に得点許さず完封勝利

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[6.11 J2第18節 愛媛2-0岐阜 ニンスタ]

 J2リーグは11日、第18節を行った。ニンジニアスタジアムでは愛媛FCFC岐阜が対戦。FW丹羽詩温とFW有田光希のゴールで愛媛が2-0で勝利し、2連勝とした。一方、岐阜は7試合白星なし(4分3敗)となった。

 前半は岐阜が押し気味に試合を進めた。前半5分にMF永島悠史が遠い位置から意表を突いたシュートを放つと、23分には相手のパスミスからFW古橋亨梧が決定的なシュートを放つが、GKパク・ソンスのセーブに阻まれた。

 直後に愛媛にもチャンスが訪れる。前半24分、PA内でこぼれたボールをFW近藤貴司が右足ボレー。これは右ポストを叩き、跳ね返りをDF浦田延尚がヘディングシュートもGKビクトルに止められる。さらに丹羽が詰めていたが押し込むことができず、先制点を奪うことはできなかった。

 ピンチを免れた岐阜は前半31分、永島が右サイドから切れ込んで鋭いシュートを放つが、わずかに枠を外れてしまう。34分には、古橋がドリブルから抑えのきいた左足シュートを放ったが、左ポストを直撃。岐阜は再三のチャンスを逃し、前半をスコアレスで終えた。

 前半は辛抱強く耐え凌いだ愛媛。後半8分、PA手前からMF小池純輝が放ったシュートはGKビクトルに止められ、こぼれ球にFW河原和寿が反応したがシュートは枠の上に外れてしまう。9分には、カウンターの流れから小池のスルーパスを受けた河原がフリーの状態で左足を振り抜いたがクロスバー直撃。愛媛は立て続けのチャンスを決めきることができなかった。

 それでもチームを救ったのは大卒ルーキーだった。愛媛は後半12分、丹羽がドリブルで攻め上がってPA内から右足を振り抜くと、GKビクトルの股下を抜けたシュートがゴールネットを揺らし、先制点。7試合ぶりの先発出場となった丹羽が起用に応え、今季3点目を挙げた。

 愛媛は直後に丹羽に代えて有田を投入すると、この采配が的中する。後半37分、左サイドからMF小島秀仁が上げたクロスに有田が飛び込み、ダイビングヘッドで合わせて2-0とする。その後はポスト直撃のシュートを浴びたが、岐阜の反撃をゼロに抑えて愛媛が勝利。ホームでの連敗は免れた。

 なお、丹羽が得点した3試合はすべてニンスタでの得点となっており、さらに決勝点となっている。


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