beacon

バロテッリ、ニース残留の可能性も…各国強豪が注目の同僚MFの売却資金で更新可能に

このエントリーをはてなブックマークに追加

 ニースのFWマリオ・バロテッリが残留する可能性が広がったと、イタリア紙『ガゼッタ・デロ・スポルト』が15日、伝えている。

 バロテッリは2016-17シーズン、リバプールからニースにフリーで加入するとリーグ1で23試合に出場し15得点を挙げ、自身最高記録となる好成績を収めた。しかし、契約期間は6月末までとなっており、来シーズンの去就については、代理人のミーノ・ライオラ氏がドルトムントやマルセイユ、リヨンへの移籍の可能性を示唆していた。

 ただバロテッリはのびのびとしたニースの環境に適応しているほか、サポーターからも愛されている。またクラブは2016-2017シーズンを3位で終えたため、来シーズンはチャンピオンズリーグ予選への出場も可能となる。そのためバロテッリ自身はニースとの契約更新に前向きのようだが、唯一の問題点は45万ユーロ(約5500万円)と高額なサラリーだ。

 ただし、この状況を打開できる可能性が指摘されている。ローマがバロテッリの同僚、MFジャン・セリの獲得に興味を示しているためだ。セリはコートジボワール代表の25歳で、ニースの主力選手として活躍した。4000万ユーロ(約50億円)の違約金が設定されているが、ローマのほかにも、パリSGやバルセロナ、トッテナムなど複数の強豪クラブが獲得を検討している。選手の売却が実現すれば、バロテッリとの契約資金も確保できるため、今後の動向は注目されるところだ。

●セリエA2016-17特集
世界のサッカー情報はgoal.com

TOP