国際サッカー連盟(FIFA)は29日、2006年年間最優秀選手の最終候補3名を発表した。

　候補3名は3年連続の同賞受賞が懸かるバルセロナ所属ブラジル代表MFロナウジーニョ(26)、06年度のバロンドールを受賞したRマドリー所属イタリア代表DFファビオ・カンナバーロ(33)、06年ドイツW杯MVPで現役を引退した元フランス代表MFジヌディーヌ・ジダン(34)と、錚々たる顔触れとなっている。

　同賞は、FIFA加盟の各国及び地域の代表監督と代表主将の投票(各代表監督・キャプテンがトップ3選手を選択し、1位に5pt、2位に3pt、3位に1pt)によって選出し、上位3名が公表され、最終受賞選手は12月18日予定のスイス・チューリッヒでのセレモニーで発表される。

(文　宝田雅樹)