beacon

カンナバーロ、バロンドールへの批判一蹴

このエントリーをはてなブックマークに追加

[マドリード 29日ロイター]

 サッカーの2006年の欧州最優秀選手に贈られるバロンドールを受賞したイタリア代表主将ファビオ・カンナバーロ(33)は、同賞の受賞を複数のサッカー関係者に批判されていることに対し、毅然とした態度を示している。

 カンナバーロは29日に記者会見で「私には関係ない。人々の記憶は長くはもたないようだ」とした上で、「私はユベントスで2度の優勝を経験し、ワールドカップ(W杯)では世界最高のディフェンダーであると言われたが、今になってディフェンダーを受賞者に選ぶべきではなかったと言っている人たちがいる」と述べた。

 カンナバーロの受賞には、フランス代表のレイモンド・ドメネク監督をはじめ、リヨンのジェラール・ウリエ監督やACミランの元監督アリーゴ・サッキ氏らが批判している。

 同賞を受賞したディフェンダーは過去に3人しかいなかった。

 ことしのW杯でイタリアを優勝に導いたカンナバーロは、国際サッカー連盟(FIFA)の年間最優秀選手賞の最終候補にも残っている。

<写真説明>11月29日、バロンドールを受賞したイタリアのカンナバーロは同賞受賞に対する批判を一蹴。27日撮影(2006年ロイター/Jacky Naegelen)

TOP