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チェルシーの選手が中国でSNS炎上…クラブ公式が謝罪し、今後の中国遠征回避も?

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MFケネディのSNS投稿が波紋を呼んでいる

 チェルシーが中国遠征を行い、現地では22日にアーセナルとのプレシーズンマッチを行った。この試合を終え、現在チェルシーはシンガポールへ移動している。

 しかし、この中国遠征でチェルシーのブラジル人アタッカー、MFケネディの行為が思わぬ騒動に発展している。

 ケネディは中国滞在時に撮影した画像を自身のSNSに投稿。その内容は警備員が寝ている画像や、「中国はクソだな」といった下品な言葉を添えた内容のメッセージだった。

 後日、ケネディ本人が投稿を削除したうえで謝罪のメッセージを発信。また、この事態を重く見たチェルシーも公式メディアを通して「この度、中国の皆さまを不快にさせてしまい、我々チェルシーは誠実に謝罪します」との声明を発表する運びとなった。

 その一方で、中国共産党の機関紙である『人民日報』は、「他人を侮辱する口は開くべきではない。他の人を尊敬する気持ちがなければ、あなた自身が尊敬されることはないだろう。中国人はこのようなゲストを歓迎しないし、将来的に“無礼なゲスト”と見られるだろう」と伝えている。

 今回の騒動を受けて、一部ヨーロッパメディアは「チェルシーは今後中国で出入り禁止になるのではないか」と報道。イギリス外務省は「チェルシーが中国に入国できなくなる可能性はまずないだろうが、今後は監視が厳しくなるだろう」との見解を示しているという。

 プレシーズン恒例となったビッグクラブの中国遠征だが、今後チェルシーがアジア遠征で中国を避けたツアー行程を組むというシナリオも現実味を帯びているようだ。

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