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リーガ、今夏の移籍市場で“契約解除金”が主役に…フォルナルス移籍が7度目の案件

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ビジャレアルに移籍したMFパブロ・フォルナルス

 今夏、リーガエスパニョーラの移籍市場においては、“契約解除金”を支払って移籍を成立させるケースが例年以上に頻発している。スペイン『マルカ』が伝えた。

 ビジャレアルは24日、マラガに所属していたMFパブロ・フォルナルスを獲得。フォルナルス自身が契約解除金1100万ユーロ(約14億円)をスペインプロリーグ機構に収め、それから移籍を成立させている。

 フォルナルスの移籍で、この夏の契約解除金支払い後の移籍成立は7度目となった。DFフロリアン・ルジューヌ(エイバル→ニューカッスル)、MFビトロ(セビージャ→アトレティコ・マドリー)、FWサンドロ・ラミレス(マラガ→エヴァートン)、MFアレソ(オサスナ→アスレティック・ビルバオ)、FWセルヒオ・レオン(オサスナ→ベティス)、MFエドガル・メンデス(アラベス→クルス・アスル)が同様の方法で移籍を果たしている。

 現在のリーガの規則では、契約解除金の支払いには、最大48%とされるIRPF(所得税)がかからない。一方、クラブ間の移籍金の支払いでは、21%のIVA(付加価値税)を支払う必要があるため、獲得を目指すクラブの負担が増すことになる。


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