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好調のまま移籍か…バルサ、渦中のネイマールの2戦連続ゴールでマンUを撃破

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ネイマールが2試合連続ゴール

[7.26 ICC バルセロナ1-0マンチェスター・U]

 インターナショナル・チャンピオンズ杯は26日、アメリカラウンドを行い、バルセロナ(スペイン)がマンチェスター・ユナイテッド(イングランド)を1-0で下した。

 バルセロナは22日のユベントス戦(1-2)から先発を6人変更。MFセルヒオ・ブスケツや新加入のDFネウソン・セメド、FWルイス・スアレスも名を連ね、今季初めてFWリオネル・メッシ、移籍報道があるFWネイマールの“MSN”トリオが前線に並んだ。

 PK戦を含めてプレシーズン4連勝のユナイテッドは、23日のレアル・マドリー戦(1-1、PK2-1)からMFマイケル・キャリックとMFジェシー・リンガード、FWマーカス・ラッシュフォードを除く8人を入れ替え、FWロメル・ルカクやMFポール・ポグバらがスタメン起用された。

 立ち上がりから“MSN”がユナイテッドに襲い掛かる。前半6分までに3人がそれぞれシュートを放ち、12分にはメッシがペナルティーアーク手前から左足シュート。だが、惜しくもポストの右外側をかすめていった。ユナイテッドは前半15分あたりから徐々に相手陣内に入る機会を増やしていき、ルカクを起点に立て続けにシュートを浴びせていく。17分には、ショートコーナーのリターンを受けたラッシュフォードがPA左深くに侵入し、シュートを放ったが、これはGKヤスパー・シレッセンに止められた。

 試合が動いたのは前半31分だった。バルセロナはスアレスのパスを受けたメッシがドリブルでボールを運び、ネイマールの動き出しに合わせてPA内へスルーパス。これはMFアントニオ・バレンシアにカットされたが、取り返したネイマールが反転から右足で流し込み、バルセロナが先制に成功する。41分には、メッシが素早いリスタートから相手の裏へロングパスを送り、こぼれ球をスアレスが右足ボレー。枠を捉えたが、GKダビド・デ・ヘアのセーブに阻まれた。

 ハーフタイムでバルセロナはGKシレッセンを除く10人を変更。DFジェラール・ピケとFWパコ・アルカセルらが後半から出場した。一方のユナイテッドは5人を入れ替え、GKセルヒオ・ロメロとDFフィル・ジョーンズ、DFエリック・バイリー、DFマッテオ・ダルミアン、MFマルアン・フェライニが入った。

 追いつきたいユナイテッドは後半17分、リンガードとMFヘンリク・ムヒタリアンに代えてFWアントニー・マルシャルとMFアンドレアス・ペレイラを送り込む。21分にはバイリーがP・アルカセルに裏を取られ、GKと1対1の状況を作られたが、GKロメロのファインセーブで2失点目は免れた。

 メンバーは大きく変わったものの、バルセロナに主導権を握られ、攻めあぐねるユナイテッド。後半20分にマルシャル、27分にポグバがシュートを放つがなかなかゴールネットを揺らすことができない。結局、試合はそのままパリSGへの移籍報道が絶えないネイマールの2試合連続ゴールが決勝点となり、バルセロナが1-0で競り勝った。一方のユナイテッドは今夏プレシーズンで初黒星となった。


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