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[MOM2182]旭川実MF坂部開人(3年)_インハイ登録外の悔しさ胸にアピールの大会で2発

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旭川実高MF坂部開人は2ゴールの活躍

[高校サッカー・マン・オブ・ザ・マッチ]
[8.6福島復旧・復興祈念ユース大会 帝京安積高 2-2 旭川実高 西部サッカー場メイン]

 全国ベスト8へ勝ち進むチームメートたちの姿を見ながら、誇りに思うと同時に、悔しい思いも感じていたという。「見てて悔しい気持ちがあった。みんな上手くなっているし、勝てているし、自分がここに入ったらどういうことができるかなと考えていた」。

 旭川実高は、「2017 第6回 福島復旧・復興祈念ユースサッカー大会」の帝京安積高戦でインターハイ登録外だったMF坂部開人(3年)が2ゴール。「インターハイに出られなくて悔しいのがあったので、結果残してアピールしっかりしたい」という大会でアピールに成功した。

 前半は得意のドリブルを十分に発揮することができていなかったが、後半は持ち味を発揮。0-2の後半25分にはDFを切り返しでかわし、右足でゴールを奪うと、31分にはMF遠藤正志のクロスを上手く合わせて2点目を奪った。

 チャンスを活かすことができなかった旭川実の中で3年生ドリブラーが残した一つの結果。指揮を執った斎藤達弘コーチは強力なサイド攻撃陣を活性化する新たな起爆剤として「頑張って欲しい」と坂部に期待していた。

 あまり意識しすぎず、自然体で仕掛けたりする際に結果が出ているという坂部。「ドリブルで1人でも2、3枚かわして味方のスペースを作っていきたい」と意気込む。夏の悔しさを胸に、課題の守備面などを改善し、武器をさらに磨いて、選手権ではチーム目標の全国ベスト4にピッチで貢献する。

(取材・文 吉田太郎)

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