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初先発ジェイが先制弾も…勝ち点並ぶ札幌と甲府の“直接対決”は痛み分け

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札幌vs甲府は痛み分け

[8.13 J1第22節 札幌1-1甲府 札幌ド]

 勝ち点19で並ぶ15位・北海道コンサドーレ札幌と14位・ヴァンフォーレ甲府の一戦は、1-1で引き分けに終わった。

 試合は、出場停止の都倉に代わって、FWジェイを移籍後初スタメンで起用した札幌が優勢に進める。前半8分、右サイドからMFチャナティップがクロスを供給。ジェイが滞空時間の長いジャンプからヘディングシュートを放ったが、わずかにゴール右に外れる。それでも10分、ハーフェーライン付近からMF荒野拓馬がロングパスを前線に送り、抜け出したジェイが右足シュート。角度はなかったが、GK岡大生の股下を抜き、先制のゴールネットを揺らした。

 1点ビハインドの甲府は、20分あたりから徐々に攻撃の形が出来始め、右サイドのクロスからFW田中佑昌が惜しいヘディングシュートを放つ。25分には、MF兵働昭弘の浮き球パスにFWウイルソンが反応し、右足シュート。43分には、ウイルソンのシュートが相手に当たってゴール左隅に飛んだがGKク・ソンユンに阻まれ、前半のうちに追いつくことはできなかった。

 ハーフタイムで札幌はMF宮澤裕樹、甲府はMF阿部翔平と互いに交代カードを1枚切って迎えた後半。立ち上がりから一進一退の攻防が続き、11分に甲府がFWドゥドゥ、12分に札幌がFW金園英学と両クラブ攻撃的な選手をピッチに送り込んだ

 スコアが動いたのは後半27分だった。甲府は右サイドでパスを受けたウイルソンが相手DFの間をドリブルで突破すると、右足でクロスを供給。ファーサイドまで流れたボールを阿部が左足でニアに突き刺し、1-1と試合を振り出しに戻した。

 同点に追いつかれた札幌は後半41分、FWヘイスに代えてFW内村圭宏を入れ、最後まで勝ち越しゴールを目指した。アディショナルタイム1分には、左45度の位置で獲得したFKをDF福森晃斗が左足で直接狙ったが、わずかにゴール左。甲府も逆転を狙って攻め込んだが、試合は1-1の終了した。


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