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10人の3部相手に屈辱の初戦敗退…高徳「負け方が悪い」

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初戦敗退という結果にうなだれるDF酒井高徳

[8.13 DFBポカール1回戦 オスナブリュック3-1ハンブルガーSV]

 DFBポカール(ドイツ国内杯)は13日、1回戦を行い、DF酒井高徳が所属するハンブルガーSVは敵地でオスナブリュック(3部)と対戦し、1-3で敗れた。酒井は右サイドバックでフル出場したが、チームは10人の格下相手に完敗。屈辱の初戦敗退となった。

「痛いですね。負け方が悪いというか、独特のポカールという雰囲気があった中での負け方かなと思う」。オスナブリュックは前半18分にDFマルセル・アピアが一発退場。早い時間帯に数的優位に立ったハンブルガーSVだったが、逆に前半39分に先制を許した。

「10人になって、いいことをしようとか崩すことを考えちゃって、直接的にゴールに結ぶようなプレー、ゴールに直結するようなプレーが少なくなったというのは一つの要因かなと思う」

 1点ビハインドで折り返した後半も10人の相手に押し込まれ、後半16分、26分と立て続けに失点。同29分にPKで1点を返すのが精一杯だった。2年前も1回戦で4部チームに敗れたハンブルガーSV。昨季は8強入りしたが、2年ぶりの初戦敗退となった。

「そのチームのリーグの特色というか、力の使いどころが少しブンデスと違うところでサプライズ的なことが起きてしまうことがよくある」。ポカールの難しさを語る酒井は「心の中で“これくらいで良いだろう”とか、ボールが持てるからボールを持とうというのが逆に試合を遅くしてしまった。相手のリズムに飲まれたという言い方ではなく、こっちが合わせてしまった」と悔やんでいた。

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