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マルセイユDF酒井宏樹が挙げるパリSGのキーマンは? ネイマールやムバッペではなく…

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シュートを狙うパリSGのFWエディンソン・カバーニ

 マルセイユは22日、リーグ1第10節でパリSGと対戦し、2-2で引き分けた。この試合でフル出場した日本代表DF酒井宏樹が最も印象に残ったのは、FWネイマールでもFWキリアン・ムバッペでもなかったようだ。

 パリSGとの大一番で、右SBとして先発した酒井。この日はブラジル代表FWネイマールと主にマッチアップすることとなった。日本代表DFは、このスーパースターを世界一の選手としつつ、計算通りに対応はできたと語る。

「作戦は何もないです。世界一のプレーヤーなので、今日はそれだけに専念しました。止むを得ず一対一のシチュエーションになってしまうことはもちろんありますけど、かなり限度があるので、なるべくそういう場面を作らないように意識しました。ドリブルを切るコースだったり、場所だったり、時間帯とかすべて計算して対応できたと思います」

 今季初めてパリSGと顔を合わせた酒井。国内で首位を走るチームとの対戦を経て、日本代表DFが最も印象的だったのは、今夏世界最高額で加入したネイマールや18歳FWムバッペでもなく、9番を背負うFWエディンソン・カバーニだったようだ。

「もちろんですけど、ネイマールのクオリティはかなり高かったですね。でも、パリSGはカバーニがいないと回らない。対戦してみると本当にすごいプレーヤーだということがわかります。CKのとき彼のマークについたんですが、僕も日本人の中ではパワーがある方だと思いますけど、手で押さえられて一歩も動けなかった。そういう力強さ、試合を決める力、というのはすごいと思います。ずる賢さも含めて」

「(ムバッペは)タレントですね。すべて揃っていますし、疑いようがなく素晴らしい選手。ただ、ディフェンダーにとっては、カバーニが一番嫌な選手ですね」

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