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関東大学サッカー運命の最終節、1部残留争いは三つ巴、2部では早稲田が“勝てば天国負ければ地獄”

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早稲田大が勝てば天国負ければ地獄の大一番に臨む

 関東大学サッカーリーグの最終節が18日と19日に行われる。1部リーグは前節で筑波大の13年ぶり15度目の優勝が決定。4位から6位までの順位は決定していないが大学選手権(インカレ)出場枠内は確定しており、焦点は残留争いにあたっている。

 2部リーグへは下位2チームが自動降格。9位の駒澤大も数字上は可能性を残すが、得失点差で大きく離れているため、実質下位3チームの争いになっている。

 現在残留圏の10位にいるのは日本体育大。前年のインカレ準Vチームは、前節の専修大との直接対決を制したことで、最下位から一気に残留圏まで浮上した。

 ただ同勝ち点、さらに同得失点差の11位で慶應義塾大が続いている。慶大も前節は駒澤大に2-1で勝利。勢いを持って最終節に向かう。しかし総得点では日体大と11差あるため、並んだ状況では不利。

 最下位の専修大は残留圏と勝ち点2差。日本代表でブレーク中のMF長澤和輝らを擁した11年から14年まで前人未到の4連覇を成し遂げた強豪が、降格危機で運命の最終節を迎える。

 組み合わせは日体大が4位の法政大、慶大が3位の流通経済大、専修大が7位の東洋大。キックオフは3試合とも18日14時となっている。

【第22節】
(11月18日)
[栃木市総合運動公園陸上競技場]
東京国際大 14:00 桐蔭横浜大

[味の素フィールド西が丘]
流通経済大 14:00 慶應義塾大

[相模原ギオンスタジアム]
法政大 14:00 日本体育大

[日本大学稲城総合グラウンド]
東洋大 14:00 専修大

[三ツ沢公園陸上競技場]
明治大 14:00 駒澤大

(11月19日)
[味の素フィールド西が丘]
筑波大 13:00 順天堂大

 また2部リーグの1部昇格争いもし烈となっている。首位の国士舘大がすでに1部復帰を決めているため、残り1枠の争いになっているが、2位の早稲田大と3位の中央大は勝ち点2差。得失点差では早稲田大が大きく上回るため、勝ち点1でも積み上げれば有利だが、敗れれば中央大に逆転を許す可能性がある。

 さらに面白いのが早稲田大は国士舘大と対戦するということ。両チームの勝ち点差は3で、早稲田大は勝てば、1部昇格と同時に逆転優勝を飾ることになる。だが国士舘大も優勝がかかった一戦ということで、モチベーションも高いはず。早稲田大にとっては、“勝てば天国負ければ地獄”という一戦になる。

 なお中央大は東海大と対戦。両試合とも18日11時30分にキックオフする。

【第22節】
(11月18日)
[中央大学多摩キャンパスサッカー場]
中央大 11:30 東海大

[栃木市総合運動公園陸上競技場]
東京農業大 11:30 立正大

[拓殖大学八王子国際キャンパスサッカー場]
拓殖大 11:30 朝鮮大

[相模原ギオンスタジアム]
青山学院大 11:30 神奈川大

[日本大学稲城総合グラウンド]
東京学芸大 11:30 日本大

[三ツ沢公園陸上競技場]
国士舘大 11:30 早稲田大

●第91回関東大学1部L特集

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