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本田起点のカウンターからPK獲得もポスト…パチューカは下位クラブとドロー決着

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フル出場した本田圭佑

[2.17 メキシコリーグ後期第8節 グアダラハラ1-1パチューカ]

 MF本田圭佑の所属するパチューカは17日、メキシコリーグ後期の第8節でグアダラハラと対戦し、1-1で引き分けた。本田はフル出場したが、得点に絡むことはできなかった。

 6位パチューカは、16位に沈むグアダラハラに苦戦を強いられた。前半4分、FWロドルフォ・ピサーロが反転からクロスバー直撃の右足ボレー。30分には、FWアラン・プリードのFKが再びクロスバーを叩くなど、パチューカは防戦一方。前半はポゼッション率25%、シュートは11本も打たせてしまった。

 それでも前半をスコアレスで折り返したパチューカは、後半3分に敵陣中央あたりでFKを獲得。キッカーの本田が直接で狙うが、相手に当たってコースが変わってしまう。

 その後も押し込まれる展開が続いたパチューカだったが、後半27分に均衡を破った。左サイドからDFエリック・アギーレが上げたクロスをファーサイドに走り込んだFWアンジェロ・サガルがヘディングシュート。相手GKの手を弾いたボールが右サイドネットに吸い込まれ、先制に成功した。

 しかし、リードは長く続かなかった。28分、CKからMFラウール・ロペスがPKを献上。これをDFオスワルド・アラニスに豪快にゴール右に蹴り込まれ、あっさり同点を許した。

 パチューカは後半40分、本田の守りからボールを奪ってカウンターが発動し、ドリブルで仕掛けたサガルがPA内で倒されてPKを獲得。これをサガル自ら左足で蹴り込んだが、惜しくも右ポストを叩き、勝ち越しのチャンスを逃した。

 試合は1-1のままタイムアップ。パチューカは敵地で勝ち点1を獲得し、3試合負けなし(2勝1分)とした。

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