リバプールのユルゲン・クロップ監督は、UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)準々決勝でマンチェスター・シティとの対戦が決まったことに興奮を隠し切れないようだ。

　16日に行われた欧州CL準々決勝の抽選会でリバプールは、同じくプレミアリーグのシティとの対戦が決まった。今季、プレミアリーグで唯一シティに黒星を付けたリバプールのクロップ監督は、クラブの公式ウェブサイトで意気込みを語った。

「抽選会では近所のクラブと当たるのは至って普通のこと。私は彼らとの対戦をそこまで気にしていない。今季のリーグ戦で我々は1回負けて、もう1回は勝った。それに、彼らが我々リバプールとの対戦を喜んでいるとは思わない」

「正直、我々はベスト4の本命ではないが、このラウンドまでくれば、バイエルンとバルセロナを除けば本命なんていないだろう。フットボールではすでに決まったことなんて何もない。この試合までに何試合か戦うが、彼らとの試合をとても楽しみにしている」

　また、ジョゼップ・グアルディオラ監督との直接対決で最多となる6勝を挙げたクロップ監督は、第1戦をアンフィールドで行えることはアドバンテージになると考えているようだ。

「我々はホームで間違いなく結果を得られるだろうが、もちろんかなり難しい戦いになる。イングランドにとって1チームしか準決勝に進めないからクールなことではないが、彼らのことをよく知っているから我々にとっては良いことだ。とても素晴らしい雰囲気の中で試合をできるだろうからとても楽しみだ」

　リバプール対シティは、第1戦が4月4日にアンフィールドで行われ、10日にエティハド・スタジアムで第2戦が開催される。

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