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ベッカム、古巣にエール

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[マンチェスター 8日 ロイター] サッカーのスペイン1部レアル・マドリード所属で元イングランド代表主将のデビッド・ベッカム(31)が、古巣マンチェスター・ユナイテッド(マンU)による3冠達成の可能性を示唆した。

 ベッカムはマンUが運営するテレビ局の番組で「今のマンチェスター・ユナイテッドなら間違いなく3冠を達成できるだろう。選手層も厚いし、サポーターも彼らのプレーを見たがっている」とコメント。

 今季のマンUはリーグ首位を独走し、欧州チャンピオンズリーグとFAカップでもベスト8に進出。ベッカムがマンUで3冠を達成した当時と状況がよく似ている。

 ベッカムは「3冠達成の気分は格別だ。若い選手たちにはぜひその気分を味わって欲しい。特にウェイン・ルーニーにはね。彼はここまで素晴らしいプレーをしてくれているし、リーグ優勝の経験がないから」と若きエースにエールを送った。

 また、レアル・マドリードへの移籍当時、関係悪化が伝えられたアレックス・ファーガソン監督については「監督がいなかったら今の自分はなかった。すべて監督のおかげだ」と語り、恩師への気遣いも忘れなかった。

 マンUは13日、クラブの欧州リーグ加盟50周年のチャリティマッチで欧州選抜と対戦する。

 ベッカムは当初、欧州選抜のメンバーに名を連ねていたが、ひざの負傷で古巣との初対決は残念ながらお預けとなる。

<写真説明>3月8日、ベッカムが3冠達成を目指す古巣古巣マンチェスター・ユナイテッドにエール。1月撮影(2007年 ロイター/Victor Fraile)

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