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1275日ぶり埼スタ復帰戦飾れず…ミス悔やむ山田直輝「あのプレーで勝敗が決まった」

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MF山田直輝は復帰戦を飾れなかった

[3.18 J1第4節 浦和0-1横浜FM 埼玉]

 苦しい時間帯に出番が訪れた。今季、4シーズンぶりに古巣に復帰したMF山田直輝は横浜FM戦に途中出場し、2014年9月20日のJ1第24節柏戦(3-1)以来、1275日ぶりに浦和レッズのユニフォームを着て埼玉スタジアムのピッチに立った。

 スコアレスで迎えた後半18分から途中出場。徐々に運動量が落ち、攻守の切り替えが遅れてきた時間帯に堀孝史監督から「相手の中盤から飛び出していく選手についていけなくなっているからケアしてくれ」と送り出された。4-4-2の右サイドハーフに入り、途中からボランチの位置でプレーした。

「思ったよりオープンな展開になっていて、自分がファーストプレスだったりプレスバックできる距離感なのかと思ったら、それも難しい距離感だった」。ポゼッションを高める相手に攻め込まれ、後半36分に痛恨の失点。復帰戦を勝利で飾れず、「失点されてから前にいくんじゃなくて、最初から前にいって先制点を取らないと難しい」と試合運びを嘆いた。

 見せ場もつくった。後半31分、高い位置でボールを奪った山田がMF柏木陽介に預け、PA内右のスペースに走り込んでリターンを受けたが、痛恨のトラップミス。チャンスにはつなげられず、「あのプレーで今日の勝敗が決まったと僕は思っている。あのプレーに責任も感じている。決めていれば間違いなく勝てただろうし、改めてワンプレーが全てを変えるプレーだった」と悔しさを隠さなかった。

(取材・文 佐藤亜希子)

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