[3月25日 ナビスコカップGL第2節 千葉2-1広島 フクダ電子アリーナ]

　アマル・オシム監督(千葉)とペトロヴィッチ監督(広島)がそれぞれの会見で、「引き分けでもおかしくない内容だった」と口をそろえて言ったように、ほぼ互角の戦いだった。
　広島がスピードのある攻撃で先制した。その後も攻め続け、チャンスの場面を作るが、ラストパスなどプレーの精度が低く、あと1歩の所で得点につながらなかった。逆に千葉はカウンターを仕掛け、逆転に成功した。
　広島のFW佐藤寿人(25)は「精度を上げなければ」と、MF柏木陽介(19)は「もっと落ち着けば良かった。攻めることだけ考えてしまった」と敗因を語った。

(取材・文 武澤伸昭)