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ついにベティスデビュー果たした乾、スペインメディア「一番ゴールに近かった。彼のクオリティー味わえるのはここから」

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ベティスデビューを果たしたMF乾貴士

 17日のリーガ・エスパニョーラ開幕節、ベティスは本拠地ベニト・ビジャマリンでのレバンテ戦を0-3で落とした。今夏の移籍市場でエイバルからベティスに加わったMF乾貴士は、後半途中から出場を果たしている。

 今季の年間シート購入者がバルセロナ(8万5000人)、レアル・マドリー(6万1280人)、アトレティコ・マドリー(5万6500人)の三大クラブに次ぐ5万373人と、スペインでも屈指の人気を誇るベティス。そのトップチームでプレーする日本人が、ついに現れた。

 乾はレバンテ戦の後半20分にMFウィリアム・カルバーリョとの交代でベニト・ビジャマリンのピッチに立ち、ベティスの公式戦デビューを果たした。スペインメディア『エル・デスマルケ』はこの事実を取り上げて、「乾は100年の歴史を誇るベティスの緑白ユニフォームに袖を通した、初の日本人選手となった」と報道している。

『エル・デスマルケ』はまた、乾のこの試合パフォーマンスについて、次のように評している。

「プレーに入り込むのにやや時間がかかったが、深度のあるパスを出すなど、いきなりそのクオリティーを示し始めた、加えて、彼はベティスで最もゴールに近づいた選手だった。PA内でボールを拾い、意図を持って対角線にシュートを放ったものの、GKオイエルがこの試合最高のセーブを見せてゴールを阻んでいる」

「このアジア人のクオリティーを味わう瞬間が、これから何度も訪れるはずだ。とりあえず、前菜はこういうものだった」

 熱狂的ファンに支えられるアンダルシアの名門に加わった乾は、大きな期待を寄せられる存在のようだ。

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