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“禁断の移籍”から7年…東京V復帰の河野「どこかで戻ってきたかった」

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東京Vに復帰したMF河野広貴

 “禁断”と呼ばれた移籍から7年。「どこかで戻ってきたかった」。サガン鳥栖からのレンタルという形だが、MF河野広貴が8年ぶりに東京ヴェルディのユニフォームに袖を通すことになった。

 ヴェルディS.S.相模原ジュニアからヴェルディ一筋だった河野が、チームを離れる決断をしたのは2012年1月のこと。同じ東京をホームタウンとするFC東京への移籍は、まさに“禁断”だった。

 だが“緑の血”は正直だった。常にどこかでもう一度、緑のユニフォームを着たいと思っていたという。「僕ももう28歳で、もう若くない。体が動くうちにどこかで戻ってきたかった」。2年連続して昇格プレーオフでJ1昇格を逃した古巣からの復帰要請を快諾した。

 目標はもちろん、チームをJ1に復帰させること。「50周年という年にヴェルディのユニフォームを着てプレーできることを嬉しく思います。J1に上がれるように精いっぱい努力しますので、応援よろしくお願いします」。背番号はルーキーイヤーに背負った33番。初心を取り戻して、プロ11年目のシーズンに挑む。

(取材・文 児玉幸洋)
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