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重大な事故を引き起こす可能性も…浦和、天皇杯の違反行為で罰金200万円

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浦和に罰金200万円とけん責の処分

 浦和レッズは7日、昨年12月9日に埼玉スタジアムで行われた天皇杯決勝・ベガルタ仙台戦(1-0)において、施設利用の手続き、施設の公平・中立な利用の義務、および施設の適切な使用の周知徹底義務に違反したとして、日本サッカー協会(JFA)から罰金200万円とけん責(始末書提出)の処分を受けたことを発表した。

 クラブ公式サイトによると、JFAは同試合で以下の3つの違反行為を指摘。

(1)浦和レッズは、試合前日に、主催者に無許可でサポーターをスタジアム内に引き入れ、応援物品の持ち込み及び設置作業等を行わせた。

(2)浦和レッズのサポーターは、左右のアッパースタンド最上段から地面に垂らしたロープにビッグフラッグをくくり付け、選手入場時にこれを引き上げてこれを掲揚した。当該行為は、重大な事故を引き起こす可能性もあったが、浦和レッズは主催者に事前に許可を求めることをしなかった。

(3)浦和レッズのサポーターは決勝戦の開始前及び終了後に、発炎筒等に着火し、浦和レッズのチームバスに向かって振りかざす等の危険行為を行った。浦和レッズはサポーターの危険行為を防ぐための適切な措置を講じなかった。

 規律委員会はこれらの義務違反を認定し、浦和に対してけん責および罰金200万円を科すのが相当と判断したという。

 浦和は「日本サッカー協会のみなさま、ベガルタ仙台に関わるすべてのみなさまをはじめ、多くの方々にご迷惑・ご心配をおかけしましたことを深くお詫び申し上げます」と謝罪。競技運営担当の本部長を変更するなど体制を見直し、再発防止に努めていくとしている。

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