beacon

イブラ、“ユナイテッド92年組”を批判…ギグスは皮肉を交えて反論

このエントリーをはてなブックマークに追加

ズラタン・イブラヒモビッチが古巣のレジェンドを批判

 LAギャラクシーに所属する元スウェーデン代表FWズラタン・イブラヒモビッチが、古巣マンチェスター・ユナイテッドのレジェンドたちを批判した。

 ユナイテッドは、27年間で13度のプレミアリーグを制したアレックス・ファーガソン氏が2013年に退任して以降、プレミアリーグやUEFAチャンピオンズリーグで優勝することができていない。イブラヒモビッチは、現在のユナイテッドにとって、ファーガソン氏の功績が重くのしかかっていることを、イギリス『デイリー・ミラー』で主張した。

「起こる全てのことについて、ファーガソン時代のことが基準として考えられる。『ファーガソンがここにいればそれは起こらなかった』とか、『ファーガソンならそうしなかった』とかという具合にね。『ファーガソンならこうする』とか、全部がファーガソンだ」

「俺なら、前に何があったとかは聞きたいない。今、どうするかだ。新しいメンタリティと共に進む必要があるんだ。ファーガソンは歴史をつくった。だが、クラブは今も続いているんだ。困難だが、自分自身のメンタリティを見つけないといけない」

 また、イブラヒモビッチは、“ファーギーズ・フレッジリングス=ファーガソンの雛鳥”と呼ばれた選手たちの現在についても言及。デイビッド・ベッカム氏やガリー・ネビル氏、ポール・スコールズ氏ら、いわゆる“92年組”について以下のように話した。とりわけ、スコールズ氏は引退後、幾度もユナイテッドへの不満を口にしてきた。

「彼らはもはや、当事者じゃない。いつもTVで不満を言っている。なぜなら、彼らはもうクラブで働いていないからだ。もしクラブで働くことを望むなら、クラブで働ける居場所を探すことだ」

 一方のライアン・ギグスは、イブラヒモビッチの意見について、「今、クラブに携わっているのはニッキー・バットだけだ。だけど、我々は合わせて2000試合以上を戦ったんだ。言いたい意見はある。それはポジティブなこともあれば、否定的なこともあるが、結果に影響を及ぼすことはない」と反論。さらに、「我々はサポーターだ。それがフットボールというものだ。異なる意見はあるものだ。彼は我々よりも間違いなく、クラブのことを知っているね」と皮肉を交えて、戦友たちを擁護した。

●プレミアリーグ2018-19特集
●吉田、武藤の試合も!!“初月無料”DAZNでライブ配信中
世界のサッカー情報はgoal.com

TOP