UEFAは7日、7月19日にボスニア・ヘルツェゴビナのモスタルで行われたUEFAカップ予選1回戦、ズリニスキ(ボスニア・ヘルツェゴビナ)との第1戦でサポーターが暴動を起こした事件に関し、パルチザン(セルビア)の上訴を審議していたUEFA上訴委員会は、7日、同クラブを失格とする最終決定を下したと伝えている。
　同サイトによると、UEFA規律委員会は7月末、2007-08シーズンのUEFAカップからパルチザンを除外し、5万スイスフラン(約500万円)の罰金を科すという裁定を下していたが、これを不服とするパルチザン側が上訴したため、8月2日には処分保留の状態でズリニスキとの第2戦を実施したとのこと。パルチザンは2試合合計11-1で勝利を収めたものの、今回の決定でズリニスキが予選2回戦へ勝ち上がることになったという。
(文　宝田雅樹)