米MLSのロサンゼルス・ギャラクシーに新加入したイングランド代表MFデビッド・ベッカム(32)が9日、ワシントンでのDCユナイテッド戦に後半27分から出場。MLSデビューを果たした。
　スポーツニッポンによると、敵地ながらベッカムがボールを持つと、4万6686人の観衆から歓声が上がったとのこと。40メートル弱のFKを1度蹴ったが、見せ場はほとんどなく、チームも0―1で敗れたという。
　ベッカムは6月に左足首を痛めた影響で、これまではチェルシー(イングランド)との親善試合に途中出場したのみ。5日のトロント戦は欠場していた。サポーターたちも待ちわびていたMLSデビューに「ほとんど何もしないまま8週間を過ごした後で大変だったが、今夜戻ってこられたことはうれしい」と話した、と同紙は報じている。

(文　吉田太郎)