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香川真司、今夏去就の話題は「封印している」残り2か月でベシクタシュでの結果を

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ベシクタシュMF香川真司

 トルコのスーパー・リーグ第28節が13日に行われ、日本代表MF香川真司が所属するベシクタシュはバシャクシェヒルに2-1で勝利。試合後、香川が『DAZN』の取材に応じた。

 首位バシャクシェヒルをホームに迎えた3位ベシクタシュにとって、逆転優勝を目指す上で絶対に落とせなかった今節。35分にバシャクシェヒルFWロビーニョに先制点を奪われると、直後から反撃に出る。42分に右CKから一点を返すと、後半開始早々の52分にブラク・ユルマズが決勝点を沈めた。

 ベンチスタートとなっていた香川は60分に最初のカードで投入され、得点にはならなかったものの、65分にカウンターの場面でボックス手前中央から左足で惜しいループシュートを放った。また、試合終了間際の93分には左サイドから左足でピンポイントクロスを供給し、ボックス内のFWギュベン・イァルシンが強烈なヘディングシュートを放つ。枠を外れて得点には繋がらなかったが、香川は幾度かチャンスを演出した。

 首位チームを下した試合後、香川は2-1でリードしている展開からの出場について、「3点目を取りに行かなければいけない状況でしたし、相手もいいチームなので、いかに守備のところでチームを助けられるかっていうところも求められていた」と、タスクが課されていたことを明かす。

 また、惜しくも得点とはならなかった65分のループシュートの場面に関しては、「今日、試合に入る前から良い準備ができていたので、気持ち的にも良い準備をして入れたと思います」と、ポジティブにコメント。その上で「だからこそやはり取りきりたかったです」と反省しつつ、「終わったことなので、次にしっかりとまた(得点を)取れるように、1つ1つやっていくだけかなと思います」と気持ちを切り替えた。

 とはいえ、連携面に関しては「受け入れるとこは受け入れて、こういうスタイルというのもトルコのチームなのかなと思うところはたくさんあるし、ただその中で、どう自分自身をアピールしていくかということは、見出していかなければいけない」と課題を口に。その打開策については「彼らへの説得力を求めるのであれば、やはり結果を残すこと」と目に見える結果を意識しているようだ。

 そして、自身の去就について問われた香川は、そのような方面への関心を「封印している」と返答。「このラスト2か月のシーズンにどれだけ全力を注げるか。注げたら自分の未来というものは、また必ず良い方向に進むと思っているので。ただ、ここをやりきらない限りはそういうものは付いてこないと思うので。そういう意味では、特にこの夏は考えていません」と、将来へ進むためにまずは“結果”を残す必要があるとの認識を示した。

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