アトレティコ・マドリーを率いるディエゴ・シメオネ監督が、ファンから厳しいチャントを浴びた退団選手たちに感謝の言葉を贈った。英『BBC』が報じている。

　18日、2018-19シーズンのリーガ・エスパニョーラ最終節が行われ、アトレティコは敵地でレバンテと対戦。2点ビハインドからMFロドリとFWセルヒオ・カメージョの得点で追いつき、2-2の引き分けに持ち込んだ。

『BBC』によると、試合中にサポーターが今季限りで退団するFWアントワーヌ・グリーズマンに対して「出ていけ、出ていけ、出ていけ」とチャントを歌ったという。グリエーズマンはバルセロナへの移籍が噂されており、サポーターも納得がいかないようだ。

　グリエーズマンのほかに、DFディエゴ・ゴディンが退団を発表。さらに、ロドリとDFファンフラン、DFフィリペ・ルイスもアトレティコを退団するとみられている。

　多くの選手がチームを去る予定のアトレティコ。指揮官は「我々はチームを去っていく“グラディエーター”の働きを強調しなければならない。彼らの最大の遺産は、獲得したタイトルではない。コミットメントとリスペクトだ。私は彼らをとても愛している」と感謝の気持ちを述べた。

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