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[U-17W杯]日本、22日強敵ナイジェリア戦!

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 韓国で行われているU-17W杯に出場中のU-17日本代表は21日、翌日ナイジェリア戦に向けた練習を、会場の光陽スタジアム近くの練習場で行った。なお、ナイジェリアには、6月に行われたプレ大会で0-5と完敗している。

 17:30からの練習は、セットプレーの確認や2チームに分かれての実戦形式の練習など、約1時間行った。左ふくらはぎを痛めている八反田康平(鹿児島中央高校)はこの日も別メニューだったが、柿谷曜一朗(C大阪)が全体練習に復帰した。

 実戦形式の練習では、明日のスタメンと予想される青ビブスのチームは、MF山田直輝(浦和ユース)、岡本知剛(広島ユース)、水沼宏太(横浜FMユース)、金井貢史(横浜FMユース)など基本はハイチ戦の面々。ただしDF鈴木大輔(星稜高校)はもう一方の緑ビブスチームに入り、代わりにDF甲斐公博(横浜FMユース)が青ビブスチームに入った。また青ビブスチームの中盤には米本拓司(伊丹高校)が入るなど、若干のメンバー変更もにおわせての練習となった。
 ハイチ戦でゴールをあげた柿谷、河野広貴(ヴェルディユース)は最初は緑ビブスだったが、途中で青ビブスに入って順次プレー。柿谷のパスから河野がゴール、また柿谷自身も相手DFを一人交わしてからのシュートでゴールを決めるなど、ともに得点力の高さを見せた。

 城福監督はナイジェリア戦について練習後、「特効薬があるわけではない。今までウチがやってきたことをやる、というのが大切。その意識をチーム全体で共有することです」と、いままで標榜してきた“人とボールが動くサッカー”をこの試合でも実践することを強調した。
 キャプテンの水沼は、「フランス戦ではとくに失点の場面で穴が見えた。フリーキックの際のマーキングがあやふやで、クロスに対しての対応も弱いかなと思った」と、ナイジェリア研究に余念がないことを明かした。

 日本代表は22日20時、ナイジェリア戦を行う。

<写真説明>練習後、記者の質問に笑顔で答える水沼(右)と柿谷。練習では前日ほどではなかったものの、この日もリラックスした表情を見せた

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