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[U-17W杯]日本、フランス戦のスタジアムで公式練習

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 U-17W杯に出場中のU-17日本代表は23日、ハイチ戦、ナイジェリア戦を行った韓国南方の光陽から、次の試合会場であるソウル郊外の高陽に飛行機で移動した。

 この日は前日20時からナイジェリア戦を行ったこともあり、練習は夜。20:45分、試合会場である高陽スタジアムに集合し、約45分間の公式練習を行い、はじめて戦う試合会場の芝の具合などを確かめた。DF金井貢史(横浜FMユース)は練習後、「ここの芝はボールが動くので日本のサッカーができると思う」と自信をのぞかせた。

 練習は前日ナイジェリア戦のスタメン組(水沼、岡本、山田、斉藤、端戸、米岡、金井、甲斐、吉田豊、高橋)とサブ組(柿谷、河野、大塚、益山、鈴木、奥井、田中)、GK3人(廣永、吉田智、原)に分かれて行われた。左足を故障中の八反田はこの日も別メニュー。ただ軽いランニングはこなしていた。スタメン組は2人1組でのパス回しなど軽い練習で、ナイジェリア戦の敗戦ショックもふっきれたように、笑顔交じりで汗を流した。

 サブ組は30分ほどのパス回しのあと、ゴール前で攻守の練習。青ビブス(大塚、奥井、田中)とピンクビブス(河野、益山、鈴木)に分かれ、ゴールを決めたら攻守交替。唯一緑ビブスの柿谷はつねに攻撃側の3人との連携でゴールを狙ったが、シュート、ドリブルともに止められる場面も。しかし練習最後には左サイドからゴールを決め、ガッツポーズも見せた。

 日本は24日に前日練習を行い、翌25日には城福監督が「総決算となるか終止符を打つことになるかわからないが、それぐらいの覚悟を持って戦いたい」と話す、グループリーグ最終戦のフランスとの一戦に臨む。

<写真>コーチの指示を聞く、ナイジェリア戦スタメン組の面々

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