beacon

「セレブ気取りの振る舞いはもういらない」PSG会長が思うように結果を残せない選手たちへ警告

このエントリーをはてなブックマークに追加

 パリSGのナセル・アル・ケライフィ会長は、セレブ気取りの振る舞いはこれ以上必要ないと選手たちに警告した。

 2011年にPSGの会長に就任したアル・ケライフィ氏の下、同クラブは巨額の資金を投じて次々とスター選手を補強。近年では2017年夏にバルセロナからネイマールを史上最高額となる2億2200万ユーロ(当時約290億円)で獲得し、直近の7シーズンで6度のリーグ・アン優勝を飾るなどフランスNo.1のクラブに成長する。しかし、チャンピオンズリーグでは振るわず、現在3シーズン連続でベスト16敗退と悲願のビッグイヤー獲得には手が届かない。

 さらに、PKのキッカーを巡って衝突したネイマールエディンソン・カバーニの問題やアドリアン・ラビオの契約問題、ネイマールの婦女暴行疑惑やサポーターへの暴行、さらにSNS上の投稿による出場停止など、ピッチ内外を問わず多くの問題が発生。これを受け、巨額の資金を掛ける割になかなか思うような成績を残せないアル=ケライフィ会長は、『フランス・フットボル』でこれ以上の勝手を許すことはできないと主張した。

「これ以上セレブ気取りの振る舞いは必要ない。選手たちは自分たちの責任を今まで以上に感じなくてはならない。もっと責任を感じ、もっと練習して、今までとは完全に異なる振る舞いを期待している。彼らは自己満足するためだけにここにいるわけではない。もし同意できないのなら、扉はいつでも開けてある。チャオ!」

 今シーズン、リーグ・アン優勝のみに終わったPSGの選手たちにアル・ケライフィ会長の声は届くのだろうか。

●フランス・リーグアン2018-19特集
●酒井、昌子の試合も!!“初月無料”DAZNでライブ配信中
世界のサッカー情報はgoal.com

TOP