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「唯一の間違いはリバプールへ行ったことさ!」ルーニーが“宿敵”指揮官クロップを語る

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ウェイン・ルーニーユルゲン・クロップについて語る

 元マンチェスター・ユナイテッドFWウェイン・ルーニーが、宿敵リバプールユルゲン・クロップ監督を絶賛している。

 地元エバートンの下部組織出身であり、2004年にマンチェスター・ユナイテッドへと加入したルーニー。13年間で559試合に出場し、クラブ歴代最多となる253ゴールを挙げるなど、ユナイテッドを代表する選手に成長した。その後2017年にエバートンへ復帰し、翌年にはMLSのD.C.ユナイテッドへと加入。今季は19試合で11ゴールを決めるなど、主力として活躍している。

 そんなルーニーは大のエバトニアン(エバートンファン)であり、大の“リバプール嫌い”として知られている。昨シーズンの途中で、「マンチェスター・シティとリバプール、どっちにプレミアリーグを優勝して欲しい?」というお題に対して、「リバプールが優勝するのは見るに耐えない。どんなエバトニアンにとっても悪夢だ」と語るなど、宿敵に辛辣なコメントを残すことも多い。

 しかし、リバプールを指揮するユルゲン・クロップへはリスペクトの気持ちが強いようだ。ドイツ『ビルト』のインタビューでクロップについて問われると、以下のように語っている。

「ユルゲンは、すべての選手が彼のためにプレーすることが大好きになる、そんな監督だ。彼の下で、選手たちが本当に楽しそうにプレーしているのを見ることができる。一度だけ会ったけど、最高の男だったね」

「彼の唯一の間違いは、リバプールで働き、成功してしまったことだね!」

「ユルゲン・クロップと彼が成し遂げてきたことを心から尊敬している。リバプールだけじゃなく、ドルトムントでもそうだった。さらに、まだ最高の年を過ごしているね」

 昨シーズンはプレミアリーグでわずか1敗、97ポイントを稼ぎながらも、シティに1ポイント及ばなかったリバプール。それでも、チャンピオンズリーグでは同じイングランドのトッテナムを破り、14年ぶりにビッグイヤーを掲げた。

 クラブ史に残る成功をもたらしたドイツ人指揮官へ、ルーニーは大きなリスペクトを持っているようだ。

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