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ペリシッチ、新指揮官コンテの信頼をつかめず…今夏インテル退団の可能性か

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インテルMFイバン・ペリシッチ

 インテルに所属するクロアチア代表MFイバン・ペリシッチが構想外となり放出される見込みだと、イタリア紙『ガゼッタ・デロ・スポルト』が21日、報じている。

 ペリシッチはかねてよりプレミアリーグでのプレーを夢見ており、冬の移籍市場では移籍を志願していた。しかし選手にふさわしいオファーは届かず、インテルはクロアチア人MFの残留を決断していた。だが今夏、指揮官にアントニオ・コンテが就任したことで、ペリシッチのインテル退団は現実味を帯びてきた。

 インテルは20日、インターナショナル・チャンピオンズカップ(ICC)でマンチェスター・ユナイテッドと対戦。コンテは3-5-2のシステムを採用すると、前任のルチアーノ・スパレッティ指揮下でウィンガーを務めてきたペリシッチを2トップの一角として途中起用した。しかしクロアチア人MFは指揮官の期待に応えることができず、チームも0-1と敗れた。

 コンテは試合終了後の記者会見において、「取り組んではいるが、反応は良くない。彼は私が要求する役割に相応しくないと考える。そのFWのポジションが現段階で彼がプレーできる唯一の場所なのだがね。(左ウィングバックの)ダウベルト(・エンリケ)は非常に上手く適応してプレーしていたしね」とコメント。サイドでの起用を除外しつつ、ペリシッチのFWとしてのパフォーマンスにも懐疑的な意見を述べた。

 このためイタリア紙は、すでに構想外になっているFWマウロ・イカルディおよびMFラジャ・ナインゴランに続き、ペリシッチもこのまま放出リストに加えられ、売却されると分析している。冬の移籍市場において、クロアチア代表MFの獲得へと動いたアーセナルが再び動きを見せるのか、今後の動向は注目されるところだ。

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