beacon

[全日本ユース選手権]G大阪ユースvs広島ユース 前半総括

このエントリーをはてなブックマークに追加
[09.24 高円宮杯第18回全日本ユース(U-18)選手権大会準々決勝 G大阪 vs. 広島ユース 秋津]

 今年、日本クラブユース選手権とプリンスリーグ関西を制しているG大阪ユースと、プリンスリーグ中国王者で日本クラブユース選手権4強の広島ユースという優勝候補同士の対戦。前半は広島ユースが2-1とリードして折り返した。

 G大阪ユースはU-17日本代表FW大塚翔平(17)とFW瀬里康和(18)を2トップに置く4-4-2の布陣。広島ユースはU-18日本代表FW中野裕太(18)の下にU-18日本代表MF横竹翔(18)、そして左FWに大崎淳矢(16)、右FWに不老祐介(17)という年代別代表選手を並べた4-3-3のシステムで試合をスタートした。
 先制したのはG大阪ユースだった。前半6分、最終ラインの裏へ走りこんだ瀬里が、飛び出してきたGKの頭上を越す鮮やかなループシュートでゴール。さらに11分には、左サイドをドリブル突破したU-16日本代表MF宇佐美貴史(15)が強烈な右足シュートでゴールを襲う。
 だが、広島ユースは13分、右サイドのゴールライン際からMF内田健太(17)、横竹とつなぎ、最後は大崎が同点弾。その後、やや長めのパスを多用するG大阪ユースに対し、広島ユースはセカンドボールを確実に拾ってペースを握った。そして28分、U-17日本代表MF岡本知剛(17)の左CKを横竹が頭で叩き込んで勝ち越した。

(取材・文 吉田太郎)

TOP