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バルサでの初陣に臨むセティエン「結果だけが価値を持つことは決してない。良いプレーすれば勝利の可能性高まる」

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初陣に臨むキケ・セティエン監督

 19日のリーガ・エスパニョーラ第20節、バルセロナは本拠地カンプ・ノウにグラナダを迎える。この一戦がバルセロナ指揮官としての初陣となるキケ・セティエン監督は、今週行った練習通りのプレーを見せられることに期待を寄せている。

「極度の興奮状態にあるバルサは望んでいない。しかし、この1週間を通して行った練習を実践するための刺激を持っていることは望んでいる。良いプレーを60分間ではなく、試合を通じて保つことができたらいい」

 ポゼッションフットボールを愛するがあまり、理想主義者であるとも指摘されているセティエン監督。指揮官本人は自身のそうした側面について、次のように説明した。

「私だって勝つことを望んでいる。そのことについては、しっかりと理解し合おうじゃないか。私はそうしたテーマについてベティスで問題を抱えてしまったが、疑いが残らないように理解し合っていた方がいいだろう」

「もし悪いプレーで勝っても、私は満足して帰宅することができない。選手たちに対して、結果だけが価値を持つとは決して言いはしないよ。ただ良いプレーを見せれば、勝利の可能性は間違いなく高まるんだ。それは理解してもらえるだろう? それが私からの説明だ。もし良いプレーを見せば、勝利する可能性は高まるんだよ」

 セティエン監督はその一方で、チーム戦術を超えたところで存在感を放ってきたMFアルトゥーロ・ビダルら扱いについても触れている。

「確かに、私たちは規律というものを重要視しており、ここには無秩序であることを目指す選手たちがいる。しかし攻撃を仕掛けるときには、守備を考慮した規律が必要となるんだよ。私たちは規律を持つために働いていくし、最終的にはそうすることができるはずだ」

「メッシ? レオは特別な選手だが、私は彼だけでなく全選手と会話を交わした。継続的にそうしていくことになるだろう。アルトゥーロとも話をしたし、練習では言ったことをしっかりと実践してくれた」

「バルサのDNAというものの意味は、誰もが理解している。しかし君たち(報道陣)は、このチームの選手たちがどこまでできるのかを理解していない。もし選手に向上する意欲があるならば、もっと君たちを驚かすことができるだろう」

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